辻屋本店　女性用　牛革エナメル三段重ね草履～白金（しろがね）

草履はきちんとしたお出かけのシーンにおすすめの履き物です。

草履の素材は、昭和初期までは竹皮や稲藁を編んだものでしたが、戦後になるとコルク芯に革や合成皮革を巻いた草履が主流になります。

本や雑誌、ウェブ上で「台の高さに比例してフォーマル度が上がる」と書いてあるのを時々見ますが、根拠はなく、着物の格と草履の高さは関係ありません。

一概には言えませんが、関西好みの台は幅広の小判型で、側面は一枚巻きが多いようです。
東京では昔からなぜか、重ね（段）がある草履に人気があります。
段の数も、着物の格には関係なく、単にデザイン性の好みによります。
ただし作る際の手間がかかります。
一段一段、シワが入らないように革を巻き付けるのは相当な技術が必要。
段の数が増えるごとにお値段も上がります。

３段重ねは、着物の格や色柄を選ばず、シンプルで幅広く対応できるでき、立ち姿に華やかさを添える、基本の履き物としてあると嬉しい一足です。

薄く金を散りばめた白革の草履は、シンプルでありながら程よい華やかさもあって、お洒落着からセミフォーマルまで幅広くお履きいただけると思います。

※サイズ参照
◆女性：S ～22.5cm　M 22.5～24.0cm　L 24.0～25.0cm　LL 25.0cm～