今日、2016年3月17日は、春の彼岸入です。
お彼岸ってよく聞くけど、実際は何すればいいの?って、思う人も多いはず。
核家族化が進んだことで、特に若い人とは縁遠い習慣になりつつありますね。
今回は、お彼岸について、ちょっとだけ詳しくお伝えしたいと思います。
◆お彼岸の由来は?
お彼岸は極楽浄土にいる先祖が帰ってくる時期と考えられています。
彼岸とは仏教用語で「川の向こう」という意味です。
太陽が真東から昇り真西に沈む春と秋のお彼岸は、彼岸の方向が正しく示されているとされて、先祖をしのぶ風習が生まれました。
お彼岸は初日を「彼岸入り」といい、春分の日を「中日」、最終日を「彼岸明け」と言います。
春分・秋分の日の前後3日間、計7日間です。
◆お彼岸って何をすればいいの?
彼岸入りの前日は、家にある仏壇を掃除し、花を生けます。期間中は朝晩灯明をともし、線香をあげます。そしてお墓参りをします。
お彼岸には仏壇に故人が好きだったものや果物、春にはぼた餅、秋はおはぎを供えます。
呼び方は違いますが「ぼた餅・おはぎ」は同じ物です。
季節に咲く「牡丹」や「萩」に見立てて呼び方が変わります。
◆お墓参りの手順
1. まずお墓をきれいに掃除をします。雑草を抜き、墓石は水で磨きます。
2. 水入れに水を満たし、花を生けお供え物を置きます。
3. 故人と縁が深い順に束ねた線香を立てます。
4. ひしゃくで墓石に水をかけます。
5. 墓石に向かい数珠を持って合掌し、拝みます
6. お供え物は鳥や動物に荒らされる事もあるので、必ず持ち帰りましょう。
いかがでしたか?
『ぼた餅』と『おはぎ』の呼び方の違いの由来、お恥ずかしながら今回初めて知りました。
『肉まん』と『豚まん』が、関ヶ原を境に呼び方が変わるのと同じ、地域的な違いかと思っておりました。。。
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